導入事例
1987 年に設立された SAR AS 社はリサイクルとエネルギー回収のスペシャリストとして幅広いサービスを提供しており、そのサービスは Waste Chain Management (WCM®) として商標登録されています。SAR 社は主に石油産業の有害廃棄物と採掘廃棄物に特化しています。同社のミッションは助言、輸送、自社施設での処理を通じて、廃棄物を価値に転換することです。SAR 社は市場で最も環境にやさしい処理ソリューションを複数提供しています。
一連の拠点をノルウェー沿岸に戦略的に配置したことにより、SAR 社の廃棄物回収および処理工場は南部のスタバンゲルから北部のハンメルフェストまで網羅しています。SAR 社の典型的な顧客はオフショアおよび陸上での採掘者であり、SAR Group としてはノルウェーとクウェートの 11 拠点で約 250 名の従業員を擁しています。
インフォアを採用するにあたって、当社のニーズをカバーし、システムの刷新、データ取得の改善、意思決定の基盤を構築できるだけでなく、今後の成長を支える新しい機能のメリットが得られることが重要でした。インフォアと連携してシステムを実装し、目標と今後の成長の達成に向けてサポートを受けられたことを大変うれしく思います」
SAR AS 社 CFO
ビジネスにおける課題
1
より持続可能な廃棄物管理会社となるために、プロセスを見直す必要があった
2
業界固有の機能をすぐに使えるシステムが必要だった
3
データ取得を改善し、意思決定の基盤を構築し、今後の成長を支える新しい機能を利用する必要があった
1987 年に設立された SAR AS 社はノルウェーとクウェートを拠点とし、11 か所のサイトで従業員が働いています。プロセスの完全な見える化を実現するため、同社は従来のシステムから最新の完全統合エンタープライズリソースプランニング (ERP) プラットフォームに移行する必要がありました。最終選考に残った IFS と NetSuite® との競争入札を経て、同社は Infor® CloudSuite を選択しました。
インフォアの総合的なソリューションにより、SAR 社はオペレーション全体の詳細なプランニングが可能となり、廃棄物管理プロセスのコントロールとトレーサビリティを強化できます。使いやすいブラウザベースのインフォアのインターフェイスを利用して、SAR 社のモバイルワークフォースは携帯機器を使ったリアルタイムでの取引とトレーサビリティが可能となります。エンドツーエンドのソリューションを実装することによって、顧客のセルフサービスによる報告、輸送、回収のプロセスから、その逆のプロセスフローまでをシームレスに実行でき、SAR 社は従業員とパートナーに対しても優れたユーザーエクスペリエンスを提供できるようになります。
「SAR が持続可能な廃棄物管理企業となるには、循環型経済を構築することが必要です。そのためには、プロセスを見直す必要がありましたが、当社の現在のシステムではそれができませんでした。さらに、できる限り多くの業界固有の機能をすぐに利用できるクラウドサービスを見つける必要もありました。将来的には、SAR のオペレーションに合わせてソフトウェアをカスタマイズできますが、そうしたくはありませんでした。インフォアを採用することによって当社のニーズをカバーして、システムの刷新、データ取得の改善、意思決定の基盤の構築をできるだけでなく、今後の成長を支える新しい機能のメリットを得られることが重要でした」と SAR 社 CFO の Geir Liland 氏は述べています。「インフォアと連携してシステムを実装し、目標と今後の成長の達成に向けてサポートを受けられたことを大変うれしく思います」
インフォアのノルウェーカントリーマネージャーを務める Erlend Skaar-Olsen は次のように述べています。「SAR 社がグローバルに業務拡大を続けるなか、インフォアをパートナーとして選んでくださったことをうれしく思います。石油業界に付加価値を提供し、持続可能な生産という目標の実現に貢献している SAR 社と連携して、バリューチェーン全体における社内外のプロセスをサポートし、企業としての全体的な効率性をさらに高めるお手伝いができることを楽しみにしています」
Infor CloudSuite Equipment はまず同社のノルウェー拠点に、その後海外サイトに展開されます。実装はすでに開始されており、2021 年 5 月からの本番運用を予定しています。
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